サラリーマンパパが育休をとったら人生観が変わった!|男性の育児休業|ブログ【体験談】

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すろーらいふ

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このブログ記事を読んで欲しい人 | 男性育休 | 体験談

この記事では男性の育休を取得するきっかけになれたら嬉しいです。

  • 育休を取ったほうがいいの?
  • 会社や上司が育休に前向きじゃなくて困ってる。
  • 育休中の一日のスケジュールが知りたい!
  • 育休を取って何か変化はあった?

上記のような悩みや思いがある方はぜひ最後までご覧ください!

育休を取得したら人生観が変わります!

奥さまとお子さまのためにも迷ったら、育休を取得してください!

現状、私達を取り巻く環境 |男性育休|体験談

筆者の環境と日本の育休の状況や環境についても見ていきましょう!

筆者の環境

妻が二人目を出産時に育休をとりました。上の子は2歳です。

育休をとろうと決めたきっかけは、コロナ禍で実家に帰れない、上の子の出産時に妻が恥骨結合離開になったことです。

また恥骨結合離開なる可能性もあり、イヤイヤ期の上の子と下の子をみるのは難しい。

出産は今でも命がけです。

女性の体にとても負担がかかりますので、少しでも休んでもらいたいと思いました。

会社では、育休を取得するのは女性で、男性が育休を取得しているのは聞いたことがありませんでした。

ただ、人事部は推奨しているので、思い切って上司に相談後、育休を取得しました!

日本における男性の育休取得率ってどのくらい?

日本における男性の育休取得率はとても低いです。

厚労省の調査によると平成30年度で約6%。

育休を取得している男性って100人に6人だけしかいない計算になりますね。

男性の育休期間ってどのくらい?おすすめは半年~1年!

さらに驚くべき結果が 男性の育休期間の平均 です。

先ほど100人に6人しか育休を取得していないと書きましたが、その取得期間も驚きです。

こちらは厚労省の調査ですが、なんと育休期間は5日未満の方が 約57% もいます。

つまり、6名のうち4名は5日間しかお休みを取っていないことになります。

出産を経験した女性の体は 交通事故にあった状態 で 全治1ヶ月~2ヶ月の重症 な状態だと言われています。

さらに心の変化、いわゆる「産後うつ」は産後2週間から1カ月頃までに発症すると言われています。

つまり5日間の育休取得だけではあまり意味がないのです!

そう考えると育休を取得するおすすめの期間は 6カ月~1年間 が理想です。

なかなか男性が育児休業を取得できない背景がありそうだね。

上司にはいつ言うのがいいの? |男性育休|体験談

実際に、どのタイミングで上司に育休の相談をするべきでしょうか。

筆者は、妻が安定期に入ってから伝えました。

すこし早いと思われるかもしれませんが、いつどのような仕事が入ってくるかわかりませんので、事前に相談することはとても大事です。

まずは電話で相談して、その後、上司と部門長あてに育休取得のご相談という形でメールを出しました。

周りに育休をとっている男性を聞いたことがなかったため、どんな反応か見当もつきませんでした。

返事を待っている間はそわそわしていましたが、とても心温まる返事をいただきました。

だめって言われたらどうしよう・・と思っていましたが、全くそんなことはありませんでした!

育休を取るときのメールはなんて書いた?

上司への 育休取得のご相談 メールには以下のことを書きました。

  • 妻が妊娠していること
  • 1人目出産時に恥骨結合離開となり、今回もその可能性があること
  • コロナ禍で里帰り出産できないので、だれの力も借りれないこと
  • 家事、育児をして妻の負担を減らしたい
  • 業務上の支障が出ないように引き継ぎ資料をつくり、完璧に引き継ぐこと

上司の立場からすれば、筆者が抜けた穴をどのように埋めるのか、滞りなく仕事を回していけるかが気になりますよね。

そこで、最後に、自分からの提案として、迷惑をかけないために、 業務上の支障が出ないように引き継ぎ資料をつくり、完璧に引き継ぐこと を明記しました。

気になるお金や収入はどうなる?社会保険料が免除になる |男性育休|体験談

育児休暇を取得すると気になるのはお金や給料といった 収入面 ですよね。

企業によって定めているルールが異なりますので、気になる方は事前に人事部に問い合わせるか企業の給与体系について調べておくことがおすすめです!

育休中は給料を支払われないことがほとんどです。

つまり給料は0円!

その代わり、「育児休業給付金」が支給されることになります。

いくらもらえるのかは人によりますが、ざっくりと50%~67%の金額が支給されます。

Q7 育児休業給付の受給できる額は、例えば1か月でどの程度もらえるのか、だいたいの金額を教えてください。

育児休業給付の1支給単位期間ごとの給付額(※1)は、「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数(※3)×67%(ただし、育児休業の開始から6か月経過後は50%)」により、算出します。

Q&A~育児休業給付~

税金が免除される! |男性育休|体験談

今の給料の67%しかもらえないの!?しかも半年経つと50%って生活していけない!!

このように思う方も多いと思います。私もそのように思っていました。

ただ、育休中は免除できる税金があるので、結果的に今の収入と大きくは変わりません。

会社で給与から引かれている健康保険と厚生年金といった社会保険料や雇用保険料と所得税が免除されます。

ただし、住民税は前年の所得に対して課されるので支払うことになります

給与明細をみて、「こんなに税金ひかれてる!」と思っていた項目がひかれなくなったら確かにあまり変わらないかもね!

会社にとってのメリットは? |男性育休|体験談

そもそも会社にとって男性が育休を取得するメリットはあるのか?

実は大ありなんです。

プライベートがうまくいっていないとお仕事にも力が入りませんよね。

そうすると、ミスが増えたり、生産性が落ちたりして、会社の業績にも影響がでてきます。

つまり、男性が育休を取得することで、家庭がうまくいき、仕事での成果にもつながります

出産後も働き続けやすい職場では優秀な人材流出を心配する必要もありません!

さらには、働き方改革を推進する企業としての認知度が高まり、魅力あふれる企業として採用にもいい影響が出てきます。

会社側としても男性が育休を取得するメリットが大きいのです。

実は会社側のメリットも大きいんです!一歩前に踏み出して勇気をもって相談してみましょう!

男性の育休に関しての「実際」をアンケート調査しました |体験談

今回の記事の目的は、男性の育休を知ってもらうこと広めていくこと取得率を上げることです

そこで、Twitterにて、男性の育休に関するアンケートを取りましたので、結果を見ていきたいとおもいます。

男性が育休を取れない理由

質問①『あなたの職場で『男性の育休』は取得しやすいですか?』

結果は以下に貼り付けます。

取得しやすいと答えた方が約44%で取得しにくいと答えた方が約56%でした。

なぜ取得しにくいのかも合わせてみていきましょう。

男性が育休を取得しにくい理由

「取得難しいです。仕事の属人化がいつになっても解消されません」

「私は女性でパートですので、夫の会社の場合となりますが転勤族という事もあり取得しにくい傾向があります。(※私と夫は同じグループの会社です)私は7年ほど勤めていますが、今のところ男性の育休は聞いたことがありません」

「仕事をフォローする体制がないのと、テレワーク体制がないためです。でも変えれそうな気がします。」

「男性の育休取得は難しいですよね。我が家の場合、夫婦揃って同じ職場なんです。今年の3月まで育休中でした。私が育休を取得していたので、旦那の育休取得はやめました。」

「取得実績が少ないこと、男性管理職がまだまだ多い旧体質なこと。」

「取得したいと思っても前例や実績がない」「制度はあるけど使っている人がいない」という課題がありますね。

一方で取得しやすいと回答された方のご意見も見てみましょう!

男性が育休を取得しやすい理由

「「取得しやすい」に投票:前例あるし総務は推進してる だけど現場は取得しなくていいと思ってる。 子育て男性に直接聞いたら「奥さんがやってるから大丈夫」っていう意識の低さも見えて、引きました」

「自分の会社は取りやすいと思います!ただ、やはり職場にもよるみたいです。昨年、年末年始と絡めて20日程度とりました!本当は産後・別で各一ヶ月程取れるといいんですけど…取得時に職場にも手厚いサポート体制ができるといいですよね…」

「1月から1ヶ月取ります!」

取りやすいと回答された方でも、現状に満足していないみたいですね。

男性が当たり前に育休を取れるようになる前に立ちはだかる課題

質問②『『育休』を取得することへの不安はありますか?』

最も多かった回答から順に並べます。

1位「お金の面が不安」、2位「社会復帰できない気がする」、3位「その他」、4位「子供のお世話ができるか不安」という結果でした。

みなさん正直なこころのうちを回答されていますね。実際に、1人目が産まれたらどうやってお世話しよう・・と思うのも当然のことですよね!

実際に頂いたご意見も合わせてみていきましょう!

「育休をがっつりとって、奥さんのサポートと家族の時間を思いっきり楽しみたいなと思っています」

「お金の面では、働かなくても、こんなに貰えるの?と、逆に喜びを感じました。職場で快く思わない方もいましたが、極少数派。背中押してくれる大多数の方が支えでした。サラリーマン人生の中で、家族と100%向き合える時間なのでとても有意義でした」

これからとる予定の方は、「育休をとって家族との時間を楽しみたい!」実際に取った方は、「お金の面の不安は持たなくて大丈夫」といったご意見でした。

筆者も家族との時間を満喫しました!

女性の声としては男性にはもっと育児に参加してほしい

もうひとつ、世の中の男性に聞いてもらいたい声があります。

それは、出産後の育児に関してです。

質問③『出産後、男性にもっとしてもらいたかったこと、やめてほしかったこと』はありますか?

「帰宅後にたくさん話を聞いてほしかった(というか、聞いてもらえると嬉しかった)」

「頻繁な飲み会はやめてほしい」

「育児はママの仕事だって固定観念もまだまだあるかなって思います。」

「子供の通院で早退する人も、圧倒的に女性が多いです。」

女性も初めてお母さんになるんです。

女性は初めから子育てが完璧にできると思い込んでいませんか?

男性も初めてお父さんになります。ぜひ夫婦で支えあっていきましょう。

多くの方にこの記事を通して、男性の育児参加に前向きになってもらえたら嬉しいです!

子育てと家事の大変さを身をもって体感 |男性育休|体験談

「世の中の女性のみなさんはすごい」まず初めにこれだけ言わせてください。

子育てと家事の大変さを身をもって感じました。

とにかく時間が足りない!

そこでどうやったらうまく時間を作り出せるか?などを常に考えていました。

作り置きしたら次の日が楽になるけど、作り置きする時間がない・・

そんな時はお野菜だけ切っておくとだいぶ楽になりますし、献立を決めておくだけでも全然違いました!

特にうちでは生協のパルシステムをよく利用していました。足りない分はスーパーに買いに行くという感じです。

時間もお金も節約!

あとは、文明の利器に頼って家事は、家電に任せちゃう!

そんな工夫をしながら毎日を過ごしました。

家事時短に関する記事もいくつか書いていますので興味があればぜひご覧ください。

通勤して会社で働いて「忙しい~」と思っていましたが、人と話したりするので変化はあります。外でお昼ご飯も食べて息抜きもできます。比べ物になりません。とても大変でした。

育休を取得した時の一日のスケジュール|男性育休|体験談

それでは、実際に育休を取得した時の一日のスケジュールについてお見せします!

産後の妻のケアを第一優先としながら、娘2人とどのように接していたのか公開します。

※我が家は二人とも娘なので、お姉ちゃん(2歳)と赤ちゃん(0歳)と書いていきます。

筆者の例なので、全員がこのスケジュールで行けると思わないでくださいね!

育休中の一日のスケジュール
  • 6時30分
    起床

    2歳のお姉ちゃんが起きてきます

  • 7時
    朝食

    朝食を準備しながら、お昼と夕ご飯に使うための野菜を切っておきます

  • 8時
    娘を連れて公園へ

    9時を過ぎるとちびっこたちがたくさん来るので、なるべく早く行きおもいっきり遊ぶようにしていました

  • 10時
    おやつ

    公園で食べるときもあればお家に帰ってから食べることもありました

  • 10時30分
    自転車でお出かけ

    自転車の前にお姉ちゃんをのせて、いろんなところにお出かけしました

    ※午前中に妻と赤ちゃんに寝てもらうようにしていました。なるべく外にお姉ちゃんと出かけることでゆっくり過ごしてもらう作戦です。2歳になるとママ大好きですからね。

  • 12時
    お昼ごはん

    朝切っていたお野菜でお昼ごはんの用意をして家族で食べます

    ※作り置きしている場合も多かったです。とにかく時間との戦い!

  • 13時
    お昼寝

    お姉ちゃんのお昼寝タイムが始まります

    ※妻にお姉ちゃんの寝かしつけをお願いしました。結構お昼寝する子なのでここでも睡眠確保と回復ができたらなと思っていました。筆者は抱っこで赤ちゃんを寝貸し付けしています。

    ※赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれたらチャンス!その間に夕ご飯の準備をしちゃいます。

  • 15時
    自転車でおでかけ

    2度目の自転車でのおでかけです。遠くの公園に行ったり、スーパーでお買い物をしたりしています。

  • 17時
    お風呂

    我が家では先にお風呂に入ってから夕ご飯を食べるようにしています。

    あとからお風呂にすると夜寝るまでの間にバタバタしましたのでこれが我が家にはぴったりでした。

  • 18時
    夕ご飯

    夕ご飯の用意をして家族で食べます。

  • 19時45分
    絵本タイム

    お姉ちゃんに好きな絵本を2冊持ってきてもらい、寝室で読んでいます。

  • 20時15分
    お姉ちゃんと妻が就寝

    ここからは妻とバトンタッチして、寝てもらうようにしていました。

  • 21時~
    赤ちゃんにミルク

    ここからの夜はあまり寝れません。赤ちゃんがすぐに起きてきたりするので寝かしつけしたり、おむつを替えたり、ミルクをあげたりしています。

    ※母乳もああげていましたので、毎日がこのようなスケジュールではないですが、大体このようなルーティンです。

人生観・考え方の変化 |男性育休|体験談

とても恥ずかしいのですが、さらけだします。

筆者は勤めている会社でどんどん昇格していきたいと考えていました。

なぜなら昇格することでお給料が増え、家族も幸せになるのではと思ったからです。

そのため、仕事に集中するがあまり、1人目が産まれた後も帰宅が遅くなることが多々ありました。

育休を取得したら、評価がわるくなって、ここまでの積み重ねたものがなくなるのではないか、昇格が遅れるのではと考えたことすらありました。

ところが、育休をとって家族と一緒に過ごす時間があったからこそ家族への想い、自分の価値観が変わりました。

妻が元気に過ごしている、お姉ちゃんがにこにこ笑っている、あかちゃんが泣いてる、とても幸せな時間でした。

そして育児と家事の大変さを身をもって体感したため、定時で急いで帰るようになりました。

皆が楽しく元気で過ごせるのが一番いい!心のそこから家族を支えたい!とガラッと考え方が変わったんです。

自分でも驚くほどの変化でした!考えがかわるどころか自分の性格まで変わりました。

毎日が幸せ |男性育休|体験談

育休中は家族とたっぷり過ごすことができました。

そんな中、仕事のことを全く考えずに、家族との時間を楽しめたのは筆者にとっての宝物です。

  • こどもの笑った顔がみれる
  • 絵本を読み聞かせする
  • おいしく食べてくれるかな?と考えながらご飯を作る
  • 家族で朝昼晩、一緒にご飯を食べる
  • 公園で子どもと思いっきり遊ぶ
  • 疲れて子どもと寝落ちする
  • みんなで楽しくしゃべる

そして毎日がんばってくれている妻への感謝の気持ちとお疲れ様という思い

このうえなく幸せな時間となりました。

育休を取るか迷っている方はぜひ取ってください!!

育休を取得したいのに難しい場合 |男性育休|体験談

育児休暇を取得したいけど難しい場合は、人事上司に相談してみましょう。

人生においてもっとも大切なのは家族です。

それでも難しい場合は、転職を検討することをおすすめします。

同じ業界でも育休への理解がある企業とない企業があります。

育休を推奨していない企業にこの先20年、30年と勤めるのもなかなか心苦しいですよね。

どんな企業が育休を推奨しているのか?自分に合った企業はあるのか?みてみてください。

一度きりの人生です!大切な家族です!よく考えてみましょう。

番外編:ボーナス月に育休を取得するのがおすすめ|男性育休|体験談

これは意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

先ほども書きましたが育休中は非課税になる項目があります。

そのため、月末~翌月頭にかけて育休を取得しているとその月の収入(賞与、給与)が非課税になります!

ボーナス月に育休を取得できると、その月の賞与と給料が非課税となるので、これからおむつ代やミルク代がかかってくる大切な時期に、家計が大変助かりますよ!

1人目の時は1週間だけ育休を取得した経験があります。夏の賞与月でしたが、額面の9割ほどが入っていました。

まとめ:育休を取ることに迷っていたら絶対にとってほしい!

育休をとるか悩まれている男性の皆様。

先輩として、育休を絶対に取るべきだと断言できます。

育休がなかなかとれない、上司が前向きではない、そのような悩みのある方は人事に相談してみましょう!

人生一度しかありません。

ぜひこの記事が男性の育休取得の底上げになれば嬉しいです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

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