こんにちは。すろーらいふです。
先日、ふたり目が無事に産まれました!
本記事ではひとり目を出産した際に恥骨結合離開(3㎝)を経験した私のふたり目の出産体験談を記載します。
出産前夜は恥骨が1㎝開いている
恥骨は1センチ程度開いている状態。
助産師さんの内診のときに、恥骨を触ってもらって離開の程度を調べてもらいました。
出産前夜は1センチ程度。
トコちゃんベルト1を巻いていれば普通に歩けるし動けます。
ただ寝返りだけは慎重にしないとズキッと痛みます。これは妊娠後期から続いている症状です。
分娩台での内診に挑戦!
この際なので、分娩台で内診してもらいました。
分娩台に登るためには足を階段2段分ほどあげなければいけません。
私には足を上げて登ることはできませんでした。
分娩台に手をついて四つん這いの体勢でよじ登りました。
そして分娩台の上で四つん這いのまま方向転換。
寝転んでからも少し大変。
足置きに足は載せられるのですが、足を開こうとすると恥骨が少し痛みました。
いよいよ出産
そのまま陣痛が進み、いよいよ出産。
分娩台に上がるときにトコちゃんベルトを外して、ゴムチューブで恥骨を締めましょうと事前に説明がありました。
ところがが、お産の進みが早くて間に合わずゴムチューブを巻く余裕がないとの判断よりトコちゃんベルトをつけたまま出産を迎えました。笑
子宮口が全開になる前に、横向きで産みましょうと医師から指示がありました。
無駄な力を入れないようにと検診の時から口酸っぱく言われていましたので、きっと横向きで出産するほうが力が少なくてすむのでしょうね。
前回はとにかく力いっぱいいきんで産んだことしか覚えていません。
今回は、赤ちゃんが産道を通って産まれてくるイメージをしながら産みました。
すると自然と力いっぱいいきむことはなく、赤ちゃんを押し出してあげるような感覚で産むことができました。
これが結構大事なのかもしれないなと感じています。
結果、今回の出産は産前より離開せずに済みました!!
ちなみに、トコちゃんベルトは羊水や出血でびしょ濡れ。買い換えることにしました。
出産後の恥骨痛の経過とケアについて
産後の恥骨痛が一番気になりますよね。
私の場合は、産前産後で恥骨の離開程度が同じだったので大差はありませんでしたよ。
むしろちょっと楽になってるかも?と感じるところはあります。
もしかしたら気が晴れて動きやすくなっているのかもしれません。
出産直後の恥骨の痛みは産前の半分!
アドレナリンでも出ていたのでしょうか。
横向きで寝転んで両足をぴたっとくっつけることができました。
自分でも予想していなかったのでとても驚きました。
寝返りは自分の力でするのはこわかったので、助産師さんに抱きかかえてもらってしました。
痛みはなかったように思います。
出産翌日は産前とおなじ!離開しているのは産前と同じく1センチ程度。
歩ける!!動ける!!お世話できる!!スイスイ歩くことはできませんが、自分が動きたいようにはだいたい動けます。
ひとり目のときはできなかったことができて涙が溢れました。
出産直後の恥骨ケア
出産時もトコちゃんベルトを巻いていましたが、出産が終わっても付けたままでした。
出産が終わってから、びしょ濡れになったベルトを分娩台で新しいものに変えてもらいました。
退院までトコちゃんベルトは寝るときも巻いて過ごしました。
というより、外すのがこわくて外せませんでした。
妊娠中にしておいてよかったこと
今回の出産は恥骨結合離開にならずに済みました。
結局何が良かったのか、決め手は何だったのかはわかりませんが、私が妊娠中にしておいてよかったなと思うことをお伝えしますね。
参考になれば幸いです。
恥骨をいたわること
とにかく恥骨に負担をかけないように生活をしていました。
医師に言われていたことは、骨盤を広げるような動きをしないことでした。
具体的には、しゃがみこみやあぐらをかくこと、勢いのついたスクワットです。
トコちゃんベルトを巻いて、骨盤を広げる動きをできる限り避けました。
お産のイメージをしておくこと
そんなの関係ないでしょ〜と産前は思ってました。
ですが、いざ出産となったときに力の入れどころがわかりました。
前回はただ力のいっぱいいきんだだけでしたが、今回は赤ちゃんが産まれてくることを想像しながら軽い力で産めました。
この軽い力で産めたというのが一番のポイントだったのかなと思っています。
赤ちゃんがどうやって骨盤を通って産まれてくるのか何度もイメージトレーニングしておくのがおすすめです。
助産師さんからは後日、いきむのが上手だったよと言っていただけたのも嬉しかったです。
恥骨結合離開を経験した私が妊娠中に重宝したもの3つ
恥骨結合離開を経験した私が妊娠中に重宝したもの3つご紹介します。
どれもあって良かったなと思うベスト3です。
トコちゃんベルト1
これはもう言わずもがなですが、恥骨痛にはトコちゃんベルト1です。
これさえあれば恥骨痛が乗り切れます。
前回の出産の時から手放せません。
ただ1年以上使用していたので、ふにゃっと折れ曲がっていました。今回は産後歩きたい!今あるのも使えるけどな、、と思いながらも新しく買い替えました。
色も変えて心機一転!新しいベルトはやっぱりホールド力が違いました。
がっしり骨盤を支えてくれるようになりました。
恥骨痛も和らぎましたし、なにより歩きやすくなりました。新品を購入し直して本当に良かったです。
MOGU抱きまくら
寝返りをすると恥骨が痛んだので、できる限り同じ姿勢で寝ていました。
その際に役立ったのがMOGUの抱きまくら。
寝心地抜群です!ビーズクッションなので、ある程度自分の好きな高さに整えることができます。
私は膝から下に高さが欲しかったので、中のビーズをぎゅっと下に押して高さを出していました。
授乳にも使える抱きまくらも持っていますが、雲泥の差です。
MOGUの抱きまくらがあれば、臨月までほぼ一晩中同じ姿勢で寝ることができましたよ。
産後も恥骨が痛むので長い付き合いになりそうです。少し高いですが、買ってよかったです。
折りたたみ丸椅子
恥骨が痛いと、ズボンなどのお着替え大変ではないですか?
私は片足だけで立つと痛いのでヒーヒーいいながら着替えていました。
特にお風呂の前後はベルトも外しているから本当に大変でした。
ですが、折りたたみの丸椅子を使うことで回避できましたよ。
座ると骨盤が安定するようで、片足をあげても痛くないです。
脱衣場やクローゼット、玄関先など、それほど広くない場所に簡易な椅子があると本当に便利です。
一脚あれば持ち運べる手軽さもおすすめです。
しっかり準備しておけば恥骨結合離開の再発はこわくない
恥骨結合離開を経験していると、次の出産がどうなるか不安で妊娠をためらう方もいらっしゃるかもしれません。
わたしもその内の一人でした。
実際に恥骨結合離開について調べても情報が少なく、不安に思うことも多々ありました。
今回ふたり目を出産してみて、感じたことはしっかり準備しておけばこわくないということです。
恥骨結合離開になるかどうかは誰にもわかりません。
私は産院にたくさん相談をして、自分でできる最大限のケアをして、準備をしました。
これだけ準備をして再発してしまったらしょうがないと思えるだけのことをしました。
今回は運が良かっただけなのかもしれません。
ですが準備していたから免れたような気もします。
もし再発してしまっていたとしても、できることはしたからしょうがないと思えていたはずです。
再発した場合の上の子のお世話や家事のこともたくさん夫と話しました。
本当に準備が大事だと思います。
これから妊娠を考えてらっしゃる方、出産を迎える方はたくさん準備をしてみてくださいね。みなさんの安産と無事の退院を心から願っています。
コメント